手術年月とご自分が挿入されたバッグプロテーゼの種類・大きさ(何ccか)・傷の位置・層(大胸筋下層か乳腺下層か)を、できるだけ詳しく覚えておいて下さい。(但し、ご自分が覚えていたバッグと実際に入っているバッグが異なっていたケースや、挿入されたクリニックにお問合せをしても判らないことも実際ありました。) | |
バッグが破裂・破損した場合や急にバストが痛み出した場合などは、すぐに挿入されたクリニックまたは当院にお越し下さい。 緊急抜去が必要な場合があります。 | |
既に破損しているか手術中にバッグが破裂した場合には、内容物を可及的に回収してもらって下さい。また、石灰化が高度に起こっている場合もできるだけ除去してもらって下さい。残存すると感染やしこり形成の原因になることがあります。 | |
シリコンバッグ抜去時に傷やトンネル(剥離創)を限りなく小さくしてもらって下さい。同時手術の場合は特に計画的にしなければ、創からの脂肪の流出やしこり形成が生じやすいので要注意です。 | |
カウンセリングや打合せ、手術とアフターケアは、それらのどの段階でも経験豊富な同一Drに一貫して担当してもらいましょう。 | |
万一しこりが生じた時のアフターケアや、メスを用いずに治療するメニューが豊富かどうかもチェックしましょう。 | |
バッグ抜去後を想定した、または抜去後に生じる左右差を計算に入れた注入デザインをしてもらって下さい。バッグによる皮膚の過伸展のためバッグ挿入前以上に左右差が生じていることもあります。 | |
できるだけ1回の注入でバッグ挿入時のバストサイズが実現できることも重要ですが、万一に備えて生着維持療法や再手術ができる かどうかも重要な要素です。 |