バッグ抜去&再生豊胸

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人工バッグのトラブルに対して、心配・お悩みの方へ
シリコンバッグは一度の手術で確実に大きなバストを形成できる方法として近年普及・発展してきました。しかしその一方で、シリコンバッグ特有の合併症や不自然さに悩まれる方も増加の一途を辿って参りました。当院では独自の高度再生医療技術の工夫で、脂肪や幹細胞等の自己組織注入法による豊胸術によっても、バッグプロテーゼを凌駕する症例が多く出て参りました。仕上がりの質感に関しては自己組織によるものが「自然」というより最早「本物」と言えるでしょう。更に、シリコンバッグが入っていた時よりもバストが大きくなった方もいらっしゃいます。むしろバッグプロテーゼの合併症でお悩みをお感じの方にこそ是非本物のバストの質感をご実感して頂きたいと思います。

人工バッグのトラブル・心配な点とは?
痛みや腫れ、ズレなどのトラブル

破損、硬化、費用面の問題

被膜拘縮や破損などの症例

左右差や傷跡、授乳面の問題

※当院では、これらを想定した施術を行っております。



実際のトラブル事例
バスト内部でバッグ破裂
1 年齢:31才 性別:女性
ご来院時の状態
バッグ挿入歴:13年
バッグの種類:生食バッグ
バッグサイズ:150cc
ご本人様のご希望
3日前に左側の生理食塩水バッグが破れたので、この際人工物をやめて本物のバストに創り変えてもらいたい。
当院での施術内容
バッグプロテーゼ抜去+豊胸術
*

バスト内部でバッグ破裂
2 年齢:44才 性別:女性
ご来院時の状態
バッグ挿入歴:12年
バッグの種類:シリコンオイルバッグ
バッグサイズ:不明(両側破損)
ご本人様のご希望
身体に腫瘍ができシリコンバッグが怖くなったので、抜去したい。
当院での施術内容
バッグプロテーゼ抜去+豊胸術
*

バスト内部でバッグ破裂
3 年齢:39才 性別:女性
ご来院時の状態
バッグ挿入歴:8年
バッグの種類:コヒーシブ
バッグサイズ:125cc
ご本人様のご希望
バストが不自然な形なのでバッグを取りたいが、ボリュームは維持したい。
当院での施術内容
バッグプロテーゼ抜去+豊胸術
*

段差出現
4 年齢:29才 性別:女性
ご来院時の状態
バッグ挿入歴:2年
バッグの種類:コヒーシブ
バッグサイズ:210cc
ご本人様のご希望
ひきつれによる痛みがあるので、治したい。
当院での施術内容
バッグプロテーゼ抜去+豊胸術
*

段差出現
5 年齢:39才 性別:女性
ご来院時の状態
バッグ挿入歴:9年
バッグの種類:不明
バッグサイズ:300cc
ご本人様のご希望
バストの形が不自然になってきたので改善したいが、バッグ(異物)の再挿入は嫌だ。
当院での施術内容
バッグプロテーゼ抜去+豊胸術
*

左右差・バスト内部でバッグ破裂
6 年齢:37才 性別:女性
ご来院時の状態
バッグ挿入歴:26年
バッグの種類:コヒーシブ
バッグサイズ:不明
ご本人様のご希望
バストの感触がペコペコで、痛みもあるのでバッグを抜去したい。
当院での施術内容
バッグプロテーゼ抜去+豊胸術
*

左右差・谷間が作れない
7 年齢:51才 性別:女性
ご来院時の状態
バッグ挿入歴:20年
バッグの種類:コヒーシブ
バッグサイズ:不明
ご本人様のご希望
形・柔らかさが不自然なのでバッグを抜去 し、自己組織を用いて自然なバストにした い。
当院での施術内容
バッグプロテーゼ抜去+豊胸術
*

不自然な形・左右差
8 年齢:41才 性別:女性
ご来院時の状態
バッグ挿入歴:20年
バッグの種類:不明
バッグサイズ:不明
ご本人様のご希望
今よりサイズダウンしてもいいので、不自然なバストの形を改善したいが、人工物(バッグ)の再挿入は絶対嫌だ。
当院での施術内容
バッグプロテーゼ抜去+豊胸術
*

左右差
9 年齢:39才 性別:女性
ご来院時の状態
バッグ挿入歴:6年
バッグの種類:ソフトシリコンプロテーゼ
バッグサイズ:210cc
ご本人様のご希望
バストが固く、不自然な形になってきたので改善したい。
当院での施術内容
バッグプロテーゼ抜去+豊胸術
*

リップリング
10 年齢:40才 性別:女性
ご来院時の状態
バッグ挿入歴:8年
バッグの種類:コヒーシブ(ラウンド型)
バッグサイズ:不明
ご本人様のご希望
一直線の谷間ができず、ジャンプをしても一塊で動くバストを自然で柔らかい、血の通ったバストにつくり変えて欲しい。
当院での施術内容
バッグプロテーゼ抜去+豊胸術
*

傷跡・ひきつれ
11 年齢:36才 性別:女性
ご来院時の状態
バッグ挿入歴:11年
バッグの種類:バイオセルバッグ
バッグサイズ:300cc
ご本人様のご希望
バストのボリュームはできるだけ保ったまま、豊胸バッグ特有の不自然な形や固さを改善したい。
当院での施術内容
バッグプロテーゼ抜去+豊胸術
*



術前所見・典型的症状

@被膜拘縮(バストが硬くなる、変形する、左右差が出る、谷間ができない、仰臥位で流れない、乳輪・乳頭が下を向いている等)
1

A位置異常(乳輪・乳頭がバッグの中心にない、上方や下方変位、仰臥位で外側に移動等)
2

B破損(突然生じた被膜拘縮、急激な痛みや腫れ・発赤、バストボリュームダウン、バストを穿刺された、皮膚表面に褐色の疣が
 多数出現
3

C不適切バッグ、不適切挿入層(リップリング、段差、ペコペコした感覚等)
4

Dその他の左右差(左右異なった層に挿入されている、左右異なる大きさ・種類のバッグが挿入されている、骨格・筋肉・乳腺・
 皮膚などに元々の左右差がある等)
5

E大胸筋下層への挿入(バストが全体的に硬い、ワキに力を入れるとバストが盛り上がる、バストに力コブがでる、乳輪・乳頭が
 下を向いている、(自覚症状がないが)肋骨が陥没している等)
6


その他のトラブル

・パートナーに発覚した、または発覚することが不安
・目立つ傷跡、乳輪・乳頭の神経鈍麻、授乳機能低下
・破損したまま授乳してしまっていた、破損に気づかない
・どこのメーカーのシリコンバッグを挿入されているか不明
・乳癌発症の心配、原因不明の乳腺炎
・乳がん検査で破損の恐れ、乳がん検査を断られる
Beckerの被膜拘縮分類

Grade1 : 乳房は軟らかく埋入した異物の感触がほとんど
ない自然なもの
Grade2 : よく触れるとインプラントがわかるがかなり
柔らかく患者にあまり苦情がない
Grade3 : 患者自身が硬いという.外見上は美容的に可であるが触れるとインプラントをはっきり触れる
Grade4 : 拘縮がはっきりして、見ても異常があり触れれば
テニスの硬球状である

引用:美容外科手術プラクティス 2
X.乳房の美容外科/2.豊胸術 5)豊胸術の後遺症 P371
発行者:浅井宏祐 発行所:(株)文光堂


実際に術中に生じたエピソード

微小漏出、破損後被膜が漏出を防いでいた(破損の自覚症状がなかった)
破損後拡散したシリコン内容物の回収(吸引チューブ・ガーゼ等)
感染予防(手袋交換、生理食塩水抗生剤散布洗浄等)
多段階止血操作
Sub-Qの除去、脂肪の漏出(対策) しこり(対策)

ヒトアジュバント病
高度被膜拘縮、石灰化、高度石灰化
両性腫瘍(肉芽種)形成
大胸筋が断裂していた、左右異なる層に挿入されていた、肋骨陥凹
説明と異なるバッグが挿入されていた
他院注入Sub-Qの残存またはしこり化、他院脂肪注入のしこり残存
全回収不能な注入異物